このページでは、イタリア語の記号について学びます。
イタリア語の文章には、アルファベットのほかにも色々な記号が使われているのに気付きましたか?
でも、あまり難しく考える必要はありません。日本語で、句読点やカギかっこのような記号を使うのと同じです。
ここでは、まずイタリア語の記号について基本を理解できるよう、
- イタリア語にはどんな記号が使われるのか?
- イタリア語の記号をどんな風に読むのか?
ということに焦点をあてて見ていきましょう。
各セクションにある関連ページからは、記号についてのより深い知識を学ぶこともできるようになっています♪
アクセント記号
- ˋ accento grave 開口アクセント
- ˊ accento acuto 閉口アクセント
- ^ accento circonflesso サーカムフレックス
- 母音とともに使う。口を大きく開けて発音する母音を表す。
- 母音とともに使う。口をあまり開けないで発音する母音を表す。
- 現代イタリア語ではほとんど使用しない。
イタリア語のアクセント記号については、こちらの記事で詳しく学ぶことができます。
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イタリア語のアクセント記号
この記事では、イタリア語のアクセント記号について学びます。 イタリア語の表記で特徴的なのは、アルファベットと一緒にアクセント記号を使っていること。 英語では見かけない記号で「ドキッ!」としてしまいます ...
句読点
- . punto 終止符、ピリオド
- , virgola カンマ
- : due punti コロン
- ; punto e virgola セミコロン
- ? punto interrogativo 疑問符、クエスチョンマーク
- ! punto esclamativo 感嘆符、エクスクラメーションマーク
- … puntini di sospensione 三点リーダー
- 日本語の「。」に近い働き。英語のピリオドと同じで、主に文の最後を示す。
- 日本語の「、」に近い働き。英語のカンマと同じで、文中の区切りを示す。
- 文中の区切りを表す。ドゥーエプンティの後ろには、説明、例、直接話法などが続く。
- ヴィルゴラとプントの中間にあたる。
- 英語のクエスチョンマークと同じで、疑問文の最後につける。
- 英語のエクスクラメーションマークと同じ。命令文や、驚きを表す感嘆文の最後につける。
- 日本語の「……」とほぼ同じ。
句読点については、こちらのページで詳しく学べます。 このページでは、イタリア語の句読点について学びます。 イタリア語の文章にも、日本語の「、」や「。」のような句読点があります。 具体的には、次の7つの句読点をよく使います。 . punto(プント ...
イタリア語の句読点の使い方
カッコ
- « » virgolette basse 引用符
- “ ” virgolette alte 引用符
- ‘ ’ virgolette semplici 引用符
- ( ) parentesi tonde 丸カッコ
- [ ] parentesi quadre 角カッコ
- 日本のカギかっこと似た働き。主に、会話や記述の引用を表す。
- 日本のカギかっこと似た働き。主に、会話や記述の引用を表す。また、単語に「いわゆる」といった意味合いを付す。
- あまり使わない。ことばの意味を記すときなどに使う。
- 挿入句や説明を付すときに使う。
- あまり使わない。例えば、丸カッコ内の文章でさらに丸カッコを使いたいときや、引用文の中にコメントを挿入するときに用いる。
その他の記号
そのほか、以下のような記号があります。
イタリア語での名前を覚えておくと、パソコンのキーボードで文字を探したり、SNSで交流したりするのにも便利です。
- ’ apostorofo アポストロフィ
- - trattino ハイフン
- * asterisco アステリスク
- @ chiocciola アットマーク
- / sbarretta / barra スラッシュ
- _ trattino basso アンダーバー
- & e commerciale アンド
- # cancelletto ナンバー・サイン
- | barra verticale バーティカルライン
まとめ
以上、イタリア語の記号についてでした。
まずは、このページにある内容を頭に入れて、記号の全体的な概念として大まかに把握しましょう。
その上で関連ページなどを参照しながら学習を進め、各記号についての理解を深めていくと理想的です。