イタリア語の文法

イタリア語の句読点の使い方

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イタリア語の句読点

このページでは、イタリア語の句読点について学びます

イタリア語の文章にも、日本語の「、」や「。」のような句読点があります。

具体的には、次の7つの句読点をよく使います。

  1.   .  puntoプント ピリオド
  2.   ,  virgolaヴィルゴラ カンマ
  3.   :  due puntiドゥーエ プンティ コロン
  4.   ;  punto e virgolaプント エ ヴィルゴラ セミコロン
  5.   ?  punto interrogativoプント インテッロガティーヴォ クエスチョンマーク
  6.   !   punto esclamativoプント エスクラマティーヴォ エクスクラメーションマーク
  7.   …   puntini di sospensioneプンティーニ ディ ソスペンスィォーネ 三点リーダー

読むには問題がないけれど、書きこなすには自信のない記号がある……という学習者も少なくありません。

そこで、不安なく使いこなせるよう、基本のイタリア語の句読点7つを取りあげ、意味と用法を分かりやすくまとめました。

さあ、順番に見ていきましょう。

Dr. Pietro
句読点をマスターして、文章力アップを狙いましょう!

 

.   プント(ピリオド)

Punto(プント)は、英語のピリオドと同じように使います。

終止符

イタリア語の文章の最後につけて、文の区切りを示します。

日本語の句点「。」に相当するような記号です。

Esempi

Roma non fu fatta in un giorno.
ローマは一日にして成らず。

Tutte le strade portano a Roma.
すべての道はローマに通ず

略語に付く

単語を短くした略字や、頭文字をとった略号と一緒に使います。

Esempi

es. (esempio の略)

ecc. (ecceteraの略)

D. O. C. (Denominazione di Origine Controllataの略) 

D. O. C.のような頭字語の場合は、DOCとプントを付けない表記も可能です。

文末に略語が来るときは、ピリオドを二重に付ける必要はありません。

 

,   ヴィルゴラ(カンマ)

Virgola(ヴィルゴラは、英語のカンマと似た働きをします。

日本語の読点「、」にあたるような記号です。

文節を区切る

主節と従属節を分けたり、挿入句を入れる場合に使います。

Esempi

Se viene lui, non vengo io. (従属節+主節)
彼が来るなら、私は行かない。

Si tratta, lasciamelo dire, di un ottimo lavoro. (主節の一部+挿入句+主節の一部)
それは、言わせてくれ、すばらしいできだ。

Non voleva partire, ma ha preso il treno. (等位節+等位節)
出発したくなかったけど、電車に乗った。

列挙した語句を区切る

これと、これと、これと……と単語を並べるときに使い、単語と単語を区切ります。

Esempi

Paola, Gabriela, Gianna e Maria sono sorelle.

パオラとガブリエーラとジャンナとマリーアは姉妹です。

最後の単語の前にはヴィルゴラを付けずに、接続詞の「e」を付けます。

呼びかけのことばを区切る

人の名前を文中に入れて呼びかける場合、その前後にヴィルゴラを付します。

Esempi

Sei sicura, Sara, di non andare a scuola?
学校に行かないって、サーラ、本気なの?

Mario, sei pronto?
マーリオ、準備はいいか?

 

:   ドゥーエプンティ(コロン)

Duepunti(ドゥーエプンティ)は、前の二つの記号に比べて今一つ馴染みの薄い記号です。

でも、用法は難しくない上に、覚えておくとイタリア語の記述をするときに重宝します。

ぜひ覚えてしまいましょう。

説明を導く

ドゥーエプンティは「つまり、なぜなら、だから」といった意味があり、後ろに説明を続けるときに使います。

Esempi

Ho un progetto molto ambizioso: diventare il primo ministro di questo paese.
俺には大いなる野望がある。この国の首相になるのだ。

Sono molto stanca: non esco.
とっても疲れちゃった。出かけないわ。

直接話法を導く

日本語で「」を使うような直接話法の会話の前につけます。

Esempi

Anna mi ha chiesto: «come stai?»
アンナは私に「元気?」と尋ねました。

列挙される語句を導く

具体的な説明として「あれと、これと、それと……」と言葉を列挙するとき、その始まりを記す区切りとして用います。

Esempi

Si studiano molte materie: italiano, storia, geografia, matematica, inglese, ecc.
沢山の教科を勉強します。イタリア語、歴史、地理、数学、英語など。

 

;   プント エ ヴィルゴラ(セミコロン)

Punto e virgola(プント エ ヴィルゴラ)は、ドゥーエプンティ以上に馴染みのない記号かもしれません。

大まかにまとめると、プントとヴィルゴラの中間にあたるような休止を示す記号です。

プントやヴィルゴラで代用することもできるので、中級未満の学習者なら無理に使うことはありません。

以下の用法を知ったうえで、まずはイタリア語の文章を読みながら使い方を体得していきましょう。

文章をつなげながら区切る

2つ以上の文章が、文章としては独立しているものの、意味的には強く結びつけられている場合に使います。

Esempi

È un miracolo; un giapponese ha vissuto a Napoli per 10 anni.
奇跡だ。日本人が10年もナポリで暮らしたなんて。

長い語句の列挙を区切る

複雑で長い語句を列挙する場合、プント エ ヴィルゴラで区切ります。

ヴィルゴラよりも、語句の境界が明確になります。

Esempi

Quest’anno ho intenzione di andare a Roma dove abita un mio miglior amico; di studiare la lingua italiana per scrivere agli amici italiani; di fare la dieta consigliata dal mio medico altro ieri.
今年は、親友の住むローマに行ったり、イタリア人の友だちとやりとりできるようイタリア語を勉強したり、おととい医者にすすめられたダイエットをしたりするつもりだ。

 

!   プント エスクラマティーヴォ(コーテーションマーク)

Punto esclamativo(プント エスクラマティーヴォ)は、英語のコーテーションマークと同じ使い方をします。

驚きや感嘆を表す

感嘆文や感嘆詞だけでなく、肯定文にも付きます。

Esempi

Ahi! 痛い!

Mamma mia!  なんてこった!

Non ci posso credere!  信じられない!

命令文に付く

命令法の文章の最後に付きます。

Esempi

Pensaci bene! よく考えろ!

Vattene! うせろ!

 

?   プント インテッロガティーヴォ(クエスチョンマーク)

Punto interrogativo(プント インテッロガティーヴォ)も、英語のクエスチョンマークと同じ用法です。

疑問文に付く

直接疑問文の最後について、疑問を表します。

Esempi

Che cosa volete?  何がお望みですか?

Hai letto il suo libro?  彼女の本を読んだかい?

 

...   プンティーニ ディ ソスペンスィォーネ

日本の三点リーダーに似た働きをします。

文が中断したことを示す

文が完結していないことを表します。

それによって、言外に何かを暗示したり、脅しや恥じらいの気持ちを込めたりします。

Esempi

Se non ti vada bene...  もし君が気に入らないなら……

 

まとめ

以上、イタリア語の句読点の用法についてでした。

いろいろな記号を使い分けて、ワンランク上のイタリア語筆記力を身につけましょう!

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