イタリア語の基礎

イタリア語のアクセント記号

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この記事では、イタリア語のアクセント記号について学びます。

イタリア語の表記で特徴的なのは、アルファベットと一緒にアクセント記号を使っていること。

英語では見かけない記号で「ドキッ!」としてしまいますが、まったく難しいコンセプトではありません。

現代イタリア語で使われている、2種類のアクセント記号を見ていきましょう。

 

アクセント記号は2つ

現代イタリア語では、主に2つのアクセント記号が使われています。

記号

つづり

読み方

ˋ

accento grave

アッチェント グラーヴェ

ˊ

accento acuto

アッチェント アクート

アッチェント(アクセント)は、アポストロフィ「 ’ 」とは異なります。

記号の形は似ていますが、その働きはまったく違うので注意して使い分けましょう。

また、アポストロフィとは記号を打つ位置も違います。

アポストロフィがアルファベットの右上や左上に付くのに対して、アクセントはアルファベットの真上に付きます。

 

イタリア語のアクセント記号の意味

さて、このアクセント記号、一体なんのためにあるのでしょうか?

記号の働きはいたってシンプル。基本的にこんな意味をもっています。

  • 強弱アクセントの位置を示す
  • 母音の区別を示す

とはいっても、フランス語のようにアクセントを多用はしません。

イタリア語の大多数の単語はアクセント記号が不要。アクセント記号が必要となるのは「特別な」単語です。

アクセントが必要な単語のほとんどは、最後の音節にアクセントがあるという分かりやすい特徴があります。

続いて、上に挙げた2つのアッチェントについて、順番に使い方を見ていきましょう。

 

開口アクセント「 ˋ 」の使い方

アッチェント・グラーヴェは、左上から右下にかけて斜めに下がっているアクセント。

5つのアルファベット「a, i, u, e, o 」と一緒に使います。

 

開口アクセントがついたイタリア語の è と ò

「 e 」と「 o 」の上につく場合は、

  • アクセントが落ちる母音であること
  • それぞれの音が口を開けた音であること

を示しています。

Esempi

caffè, sarò, perciò, cioè, ciò...

 

開口アクセントがついたイタリア語の à, ì, ù

「 a 」、「 i 」、「 u 」につく場合は、アクセントの位置を示しています。

Esempi

più, città, sì, virtù, così, verità...

 

閉口アクセント「 ˊ 」の使い方

アッチェント・アクートは、右上から左下にかけて斜めに下がっているアクセント。

2つのアルファベット「e, o 」と一緒に使い、「 e 」と「 o 」の音が閉じた音であることを示しています。

実際は、「 e 」と使う場合がほとんどです。

Esempi

perché, né, benché...

イタリア語の母音(開口・閉口音)については、サイト内に詳しい解説が載っています。

イタリア語の読み方(発音)

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アクセントが必要なイタリア語の単語

イタリア語では、ほとんどの単語にアクセント記号をつける必要がありません

アクセントをつける単語は限られていて、一定のルールがあります。

順番に、アクセントをつける場合のルールを見ていきましょう。

 

最後の音節にアクセントがある単語

単語の最後を強く発音する場合、アクセント記号が必要になります。

Esempi

purché, andrò, Niccolò, gioventù, più, giù, già, ciò...

「 qui, qua 」のような例外もあります。

 

同じつづりの単語がある1音節の単語

とても短い1音節の単語の中には、同じつづりで意味の違うものがあります。

その場合は、アクセントの有無をつけて単語を区別します。

一覧表で比べてみましょう。それぞれ、異なる単語であることが分かります。

アクセントつき

アクセントなし

動詞dare の活用形

da

前置詞

名詞

di

前置詞

è

動詞essere の活用形

e

接続詞

副詞

la

定冠詞

副詞

li

代名詞

接続詞

ne

代名詞

代名詞

se

接続詞、代名詞

副詞

si

代名詞

名詞「お茶」

te

代名詞

 

外国語の表記にならったイタリア語単語

フランス語など、もともとの外国語でのつづりにアクセントがある単語は、イタリア語でもアクセントを付して表記します。

Esempi

déjà-vu, bignè...

 

まとめ

以上、イタリア語のアクセント記号についてでした。

語学の常として上記のルールにも例外がありますが、このページの知識で大部分のケースをカバーできます。

基本のルールとして、しっかり覚えましょう!

 

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